2009年5月26日火曜日

予約・発券制限の豆知識

おはようございます!
ヒロさんです。

今日は航空券の豆知識を!

この間も、このblogで発券期限について触れました。
格安の航空券には様々な制限が付いてるわけですけれども、最近は制限がより複雑になりました。また、その制限が動かしようのない絶対条件となっていることも特徴です。
まず例外がありません。
 
昔は良かったなぁ!
制限はあってないようなものでしたからね。何とでもできましたもん。
魔法のステッカー処理。
皆さんはご存じでしょうか?
ご存じの方はある程度年齢の行かれた方ですヨ!ぷっ。

それはともかく、発券や予約には様々な制限があるのですが、その制限の中で今日は予約日、発券日について説明したいと思います。

予約・発券の規則で「Xヶ月前」とか「X日前」っていう表現があります。
皆さんは理解されてますかぁ???

では問題ですー

ある航空券が出発の14日前発券という条件だったとしましょう。
8月20日出発だとすると、いつまでに発券すれば良いのでしょうか?

わかりますか?
  
この場合、8月6日は可。8月7日は不可です。
数え方は、前日から起算するのです。
8月20日出発ですから、19,18,17・・・という風に。
数えていくと14日目が8月6日となります。
この8月6日は14日前ということですから発券OKなわけです。

では、1ヶ月前という条件だったら?

この場合は、前月の同一日というのがその日に当たります。
つまり、8月20出発の1ヶ月前というのは7月20日ということになります。
7月21日は不可です!

では、いじわる問題。
2月28日の1ヶ月前は?
 
1月28日?
ブーッ!
この場合は、実は1月31日なんです。
旅行開始日が月末の場合は、前月の月末と定められているのです。
ですから、閏年で2月29日の1ヶ月前も1月31日ということになります。

ちょっとした豆知識でした。。。。
 
機会がありましたら、今度は有効期間について説明したいと思います。
ちゃお!

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2009年5月21日木曜日

宝くじ売り場の行列に思う

おはようございます。ヒロさんです。
昨日は大学時代の仲間が突然会いに来まして。
第一声が「100キロ超えたか?」
「・・・」
絶句とはこのことですね。アホか~。85キロだ~い。傷つくな~。

さて、昨日の10時過ぎ、有楽町から銀座に向けて歩いていたんですが、あの暑い日差しの中とんでもない行列を発見!
何ごと?と思ってのぞき込んだら、なんと宝くじ売り場。
1等・前後賞合わせて3億円が当たるドリームジャンボ宝くじの発売が18日から全国一斉に始まったんでしたネ。

宝くじなら・・・

し、しかしー
こんな時間帯に暇だなぁ・・・。
こんなにもお金が欲しいヒトがいるのかぁって、あらためて思いました。
勿論、自分だって欲しいですけど。
ランチタイムや夕方だったらわかるけれども、この時間は働いていないといけないんじゃないの?
もちろん、仕事が夜の人や、リタイヤしてる人、無職の人、色々いるでしょうがサラリーマンやOL風の人もたくさんいました。

不景気になると宝くじは売れるって聞きますけど、「神頼み」に人生を賭けてる人もいるでしょうね。この景気ですから・・・。
私も、毎日「神頼み」です。
周囲にも倒産のニュースが増えてきています。

もし、スピリチュアルの世界が本当に存在し、人それぞれオーラや気のパワーが発せられてるんだとしたら・・・。
空に向かって、「助けて下さい」と叫んでる社長さんや個人は全世界で相当数いると思うんです。この思いが仮に「黒色」だとしましょう。
宇宙から地球をのぞき込んだら、真っ黒に見えるかも知れませんね。。。。

ガガーリンは云いました。
地球は青かった
48年前のことです。

あれから50年
ヒロさんは云いました。
「地球は黒かった・・・」

ちなみに、「地球は青かった」という言葉は意訳で一人歩きしてるみたいですね。
どうやら、「地球は優しく光る淡い水色だった」と云ったらしいです。
どうでもいいかぁ。すんません。

あのぉ、私も宝くじ買いますヨ。
ヘルプ ミー!
じゃぁ、並んでる人を批判するなって?

ハイ!ごもっともです。。。

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2009年5月19日火曜日

関西方面の修学旅行


おはようございます!今日は暑くなるらしいので、太っちょヒロさんには厳しい1日になりそうです。

さて、旅行業もその業務内容を分類すると多岐にわたることがわかります。
まず大きな区別として、国内旅行海外旅行。これは誰もがわかることですよね。
日本から出かける旅行がアウトバウンド。逆に、他国から迎い入れる旅行をインバウンドといいます。先頃できた観光庁は、特にインバウンドに力を入れてるようですね。
インバウンドという言葉は皆さんにはピンとこないかも知れませんが専門の旅行会社もあるくらい確立されたマーケットです。
銀座を歩いていると、ここは日本なのだろうか?と思うくらいアジア人だらけの時があります。これらの団体はおそらくインバウンド専門の旅行会社が手配したものだと思いますヨ。余談ですが、私の知り合いのオモチャ屋さんはこのアジアからの観光客のお陰でウハウハなんですって。一世代前の売れ残ったオモチャを買ってくれるんで在庫整理にヒト役買ってるんだとか。なるほど、うまく経済はまわってるものですね。

話はそれましたが、旅行の種類分けはまだまだあります。
普通の観光旅行、法人などの出張旅行、現地を視察するテクニカルヴィジット、招待旅行のインセンティブツアー、などなど。
その中に、修学旅行というのがあります。業界では「修旅(しゅうりょ)」なんて呼んでいます。
この修旅は、数百人を一度に扱うモノですし、定期的な行事なので旅行会社にとっては大切なマーケットです。また、安全面の確保、大人数をまとめるなどの必要がある為、どの旅行会社でも取り扱えるわけではありません。
それゆえ、一部の旅行会社に絞られる為に、談合や癒着の怪しい匂いもするわけです。
下見などと称して先生方を接待漬けにするということもあるかもしれませんし、旅行会社の方も競合相手と手を組んで隔年とか3年毎に受注できるように共存共栄を図っていたりしているかもしれません。その方が無駄な競争をして収益を減らすことがなくなりますからね。
このようなドロドロとした背景があるとはいえ、生徒さんにとっては2度と来ない青春の1ページです。楽しい思い出作りに是非行って貰いたいものですが、新型ウイルスのお陰で海外への修学旅行は国内にシフトされ、そして関西方面の修学旅行は見合わせるというような動きが出てきました。その数なんと600校ですって!
う~ん。
やむを得ないかぁ・・・。
せめて、何かしらの代案で修学旅行そのものの取りやめだけは回避して戴きたいなぁと思います。

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2009年5月18日月曜日

NHK受信料と豚インフルエンザ


こんばんは。ヒロさんです。
ついに関西を中心に国内でも新型インフルエンザの感染が拡大してきました。
嫌~な感じです、ホントに。

さて、日頃、NHK受信料の支払いはどうされてますか?
まっ支払わなくてはならないことになってるようですが、色々問題にもなっていますよね。
「俺はNHKなんて見ないから払う必要はない!」とか、
「日本国民なら払う義務がある」とか、各方面で色々な意見があります。
その事については、法律で決まってるんだからここでは敢えて何も書きません。

けれども、一言どうしても云いたいことがあるんです。

今回の新型インフルエンザの情報は、やや大袈裟だとする意見もあるようですが、しかしながらウイルスの変異の可能性なども考えられますから、仕方ないんだと思うんです。
特に、今回の場合は渡航歴がなかった高校生が新型インフルエンザに感染したということで衝撃は大きかったはずです。
その大事な桝添厚生労働大臣の緊急記者会見が、この週末、お昼前にありました。
確か11:45くらいです。
その会見を、関東では民放3チャンネルが番組を変更して放映したそうです。
では、NHKはどうだったかー
臨機応変な対応はなく、予定されていた番組をそのまま放映していただけでした。

このことを、皆さんはどう思われますか?

国民皆さんから受信料を頂戴して成り立たせている国民の為の放送局ならば、臨機応変に対応すべきじゃないでしょうか。

受信料をちゃんと支払ってる国民は憤慨してますよ。
そしてー
受信料を何かの理由で支払っていない国民は、支払わなくて良かったと笑ってますよ、きっと。

そのことを、どうしても書いておきたかった私でした。

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2009年5月15日金曜日

メキシコのホテル、次回宿泊料無料の奇策

こんばんは。ヒロさんです。

 明日は新しい民主党党首が決まりますね。鳩山さんになるのか、岡田さんになるのかー
 どちらにせよ、いよいよ民主党の党首が決まり、そして近いうちに解散総選挙ということにでもなったら・・・。
 旅行業にとっては更なる暗雲が広がることになるでしょう。
 なぜって?
 選挙になると旅行需要が冷え込むというデータがあるのです。
 ただでさえ、不景気新型インフルエンザで苦しみが続いてるというのに解散総選挙となれば、ダメージは相当でしょうね。
 おまけに今回の総選挙は与党と野党が逆転する可能性をはらんでいますからね。国民の関心も高いでしょうから尚更です・・・。

 さて、燃油サーチャージ撤廃くらいしか明るい材料がない日本の旅行業界ですが、メキシコにあるカリブ海沿岸の人気リゾート地、カンクンとその周辺では新型ウイルスの感染拡大を受けて観光客が減り、すでに25軒のホテルが休業に追い込まれてるそうです。観光省の試算では、同国の観光産業全体の損失は、40億ドル(約3800億円)に上るんだとか。

 AFP通信によると、何とか観光客を呼び戻そうと考えた周辺のホテルは12日、当地で観光客が宿泊後に新型インフルエンザを発症した場合は、その後3年の間に再び訪れた際に、滞在分の宿泊料を無料にすると発表したそうです。

 これって、言葉じゃ簡単だけども、お客様のチェックって出来るんですかね?
 新型ウイルスに感染したお客様がリピーターとして行く場合、どうやって証明するんでしょうか?
 次回のホテル予約は自身でやらねばならないのでしょうか?
 無料にするんだったら旅行代理店が介在できるわけないし・・・
 色々揉めそうですね・・・。

 気持ちはわかるけれども、やはり弱毒性のウイルスのはずなのに、何故こんなに多くの死者が出たのかを解明しないと安心してメキシコに行けないですよねぇ・・・。

 口を覆って、鼻を出してるマスク姿。
 何だか滑稽ですよね。

 少なくとも、テレビで見る現地の人たちのマスクの仕方を見てると・・・。
 真剣に予防について考えていないように感じます。

 あの世で、いかりや長介さんが呟いていそう。

 「ダメだこりゃぁ・・・」

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2009年5月13日水曜日

★★★★以上のエコポイント

おはようございます。我が職場の気温は26℃、湿度は63%を示しています。湿気にうんざりしているヒロさんです。デブだから・・・。

 さて、今日は5月15日から開始されるエコポイントについて

 最高で36,000ポイントがつく省エネ家電の対象は、冷蔵庫テレビ、そしてエアコンの3品目です。

 エコポイント

 これは省エネ性能を星の数で5段階表示する製品評価制度で、4つ星以上の製品の購入者に対して「エコポイント」を付ける仕組み。ずばり買い替え促進策のひとつですね。その上、エコについて国民の意識を高める相乗効果も狙ったんでしょう。
 報道にもあるように、見切り発車なのでバタバタした感じは否めませんし、批判してる人も大勢います。
 けれども、高速1,000円サービスも然り。新しい施策については反対者は必ずいるもので、それでも施行すればそれなりの反響はあるんですよね。
 今回も、このポイントがどのように使えるのか曖昧ですが、とにかく多少なりとも買い換えの促進には結びつくでしょう。

 ただ、当然、後々の消費税率アップなど、しわ寄せの可能性を考えると批判する人の気持ちもわかります。
 私は、どうかというとー
 もうだんだんと刹那的になってきたので、将来のことより今。
 今を乗り越えなければ明日は来ない、っていう感じで追い詰められていますので、あぁだこうだというよりも即行動、即実践、即施行の方が良いと思っています。

 できればー
 エコポイントならぬエアーポイントみたいな販売促進の一手を旅行業にも投じてくれればなぁ、と思う次第です。
 豚インフルエンザがなければなぁ、強く要望できたのに・・・。

世界のビーチリゾートホテルレビュー
 
ボラカイ島のクロスレビュー更新!

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2009年5月11日月曜日

燃油サーチャージの廃止

こんにちは。ヒロさんです。背筋痛が酷く元気がありません。。。

 さて、今日は燃油サーチャージの廃止について。
 
 5月7日に、日本航空(JAL)グループと全日本空輸(ANA)が、国際線航空券に適用している燃油特別付加運賃、通称「燃油サーチャージ」について、7月1日~9月30日の発券分で廃止すると決め、国土交通省に改定を申請しました。
もちろん原油価格下落を反映した措置なんですけどね。
燃油サーチャージがなくなるのは2005年2月の導入以来初めてで、4年半ぶりの廃止となるんだそうです。

 さて、ここで勘違いをなさらないように。
 この申請は認可されると思いますので、廃止を前提に話を進めます。

 この日系航空会社2社は、発券日で区分けしています。
 したがって、7月1日以降に発券したものから燃油サーチャージがゼロになるんです。
 予約を7月1日以降にしないと燃油がゼロにならないわけではありません
 
 実は、このことを理解しきれずに過去にも混乱された方が多々いたそうです。
 皆さん、気をつけて下さいね。
 ただしー
 最近の安い航空券には色々と制限がついています。
 その一つが、予約後発券までの期間(時間)制限です。
 もう1つ面倒なのが、出発の何日前までに発券しなさいという制限です。

 これらをよく理解した上で、予約もしくは発券をしないと燃油サーチャージゼロの恩恵に預かれなくなります。
 
 ひとつ例をあげてみましょう。

 7月5日出発、日本航空、韓国行き、悟空7 タイプA利用の場合。
 このチケットのルールは以下の通りです。
 予約:イ)最初の国際線搭乗日の7日前までに行う。
 発券:予約完了後、ロ)7日以内に発券のこと。ただし、ハ)最初の国際線搭乗日の7日前までに発券すること。

 この予約を6月25日に完了させたとしましょう。
 そうするとイ)は大丈夫ですよね。7月5日の7日前までに予約完了ですから。
 では、ロ)の条件は?予約後7日以内発券ですから、7月2日までに発券すればいいんですよね。燃油ゼロの7月1日以降の発券でクリアです。
 では、いよいよハ)の条件は?
 おーっと。出発の7日前ということは?
 つまり6月28日までに発券しなければならないんです!

 ぶ~っ・・・

 ハ)の条件はクリアできず。

 結局、上の例では燃油サーチャージをゼロに出来ませんでした。

 こんな時、webで申し込まずノウハウを持った旅行代理店に申し込めば、上手にクリアしてくれるかもしれませんよ。取り直しをしたり、ほかの種類のチケットを案内してくれたり・・・。

 安物買いの銭失いにならないようにしましょうね!

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2009年5月7日木曜日

GOEMONは完成してるのか?

おはようございます。ヒロさんです。
皆さんは、楽しいゴールデンウイークを過ごされましたか?
一昨日から天気も悪くなってちょっと残念でしたけどね。
私は加熱する新型インフルエンザのニュースに憂いながら、これといって予定も立てずのんびりしておりました。
そんなゴールデンウイークの中日にふと思い立ち、「GOEMON」という映画を観てきたんです。
今日は、その映画のお話し。

正直言って、面白かったですね。
だから、是非皆さんも映画館に足を運んでみて下さい。
その名の通り天下の大泥棒、石川五右衛門が主人公です。
テンポ良く展開していくし痛快なんですが、織田信長豊臣秀吉徳川家康が天下を盗っていく乱世の中での面白い解釈が、歪んだ人間像を創り出す危険も感じました。
豊臣秀吉は悪い人、残酷な人で、織田信長は可哀想みたいな。。。。

さて、本題はここからー
制作秘話から想像するに、監督の紀里谷和明氏は相当な時間を掛けて編集をしたようなのです。確かに、CGは素晴らしく日本もココまで来たかぁって感じでした。
1年くらい編集に時間を割いていたって噂です。
おそらくこだわり続けて情熱を傾けた作品ゆえに、手直しをし続けてるうちに完成仕切れなかったのではないのか?というのが私の推測です。
いや、既に公開されてるんだから完成ではあるんですが。
私がいってるのは、紀里谷監督の心中です。
何をもって完成というのか。
時間があって、ビジネスじゃなかったら永遠に手直しをし続けていたかもしれないって思ったんですよね。
そういう意味で言えば、「完成」ではなく「妥協」なのかもしれません。

私は、ほんのちょっぴりですが写真を勉強しています。
デジタルカメラになって、「撮る」ことに加え、「編集」する作業が大きなポイントを占めるんです。あまりにも細かい手直しが出来る為に、どこで満足、どこで良し、とするのかが大変難しくなって来ました。

話は飛んじゃうかもしれませんが整形手術なんかもそうかもしれません。
マイケルジャクソンの鼻を見てると思っちゃいます。
手直しに手直しを加えて行くうちに、原型の良さを失ってしまう可能性があるのではないかと。この加減が難しいのでしょうね。

話を戻しますが、私の憶測ですが結論を。
公開されてる「GOEMON」は監督にとって妥協の作品。
実は監督のご自宅に未公開だけれども完成された「GOEMON」が眠っている。
いや、もしかしたらまだ手直しが続いてるかもしれません。
そしてー
本人が妥協してるにも関わらず、映画がヒットしている事実に複雑な心境でいるのではないでしょうか。
嬉しいけれども、こんなものなのかな・・・って。
ビジネスと芸術。
相容れない部分がそこにはあるのです、きっと。

私の性格って歪んでる?

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2009年5月1日金曜日

航空業界が泣いている・・・

 こんばんは。ヒロさんです。
 
 昨夜はびっくりしましたね。ついに日本にも新型インフルエンザが上陸かー、なんて。

 過熱する報道に、否が応でも恐怖心が煽られてしまう今日この頃ですが、そもそも普通の風邪だってうつりやすい場所ってのがありますよね。
 たとえば、カラオケボックス、タクシーの中、電車の中、パチンコ屋・・・・。
 そう、何といっても狭いところ。カラオケボックスでは狭い上に唾などが飛散したマイクで感染しやすいですよね。パチンコ屋やゲームセンターは手にウイルスが付着しやすいし。

 とうことはー
 そうです!飛行機の中も・・・。

 各旅行代理店、航空会社は凄い数の取消の手続きで青色吐息なんじゃないでしょうか。
 お客様のお気持ちを聞くと、もちろん死者が出ているメキシコなどはもってのほか。感染者が発生した都市にも行きたくないけれど、そもそも空港のそばに行きたくないとか、飛行機に乗りたくない、っていう理由でのキャンセルも多いんだと。
 旅行代理店からすれば、それは心配しすぎじゃない?大丈夫ですよ!って心の中では叫んでいても、もうどうにも止まらないキャンセルの嵐。

 おまけに、日本航空や全日空が今のところ地域限定で取消料免除を発表。
 シンガポール航空なんて全地域対象で取消料免除を打ち出しました。
 だから、お客様の取消は拍車をかけているんです。取消料がかからないんだったら、今回はやめておくかーって。

 一方で、ホテルなどは取消料をしっかりと取ってるようです。
 
 お客様の依頼で手配してる場合は、お客様に説明しながら取消料を戴いたり出来るでしょうけれども、旅行会社の募集モノでは下手をすれば主催会社の持ち出しになりかねません。
 お客様からは道義的に取消料が取れないけれども、ホテルなどの仕入れ先には支払いが発生するって事なんですが、大いにあり得る話なんです。
 ただでさえ、取消のラッシュで売上、収益とも激減してるのに、赤字まで抱え込むことになると・・・。
国も航空会社や旅行代理店に緊急融資の対策でも立てないと、新インフルエンザ騒動が長引けば倒産ラッシュになっちゃいますよ。
 だって、リーマン破綻以降、耐えに耐えてここまで来てるんですから。
 ボクサーで云えば、減量に減量を重ねてきて、もう何をしても1グラムも落とせないみたいな状況下での騒動ですからね。
  
 私には航空業界、旅行業界の枯れた涙が見えてくるようです。。。

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