2010年2月24日水曜日

飛行機も女性の時代

コンニチワ!
バンクーバーオリンピックも佳境に入り、今日からは女子フィギュアですね。
真央ちゃん、2位。
どうなんでしょう?
キム・ヨナとの4.72の差って・・・。
頑張って欲しいなぁ。
それにしても本番に強いって本当に凄い!
これだけのプレッシャーの中でノーミスなんて。
特に日本の女性は逞しくなりましたね。
それに比べ・・・
本番に弱いヒロさんです。とほほ。
世界のビーチリゾートホテルのレビューを細々と運営しています。

さて、今日はその女性に関するお話。

全日本空輸が、国際線の大・中型機に女性専用化粧室を設置すると発表しましたね。
3月1日から順次設置するとのこと。
やはり女性客などから専用トイレを求める声が多かったそうです。
女性専用化粧室はエコノミークラスの客室に1カ所設置。
全日空によると国際線で女性専用化粧室を設けるのは日本の航空会社では初めなんですって。
ちなみに、海外では大韓航空が同様の試みを行っているんですよね。
もちろん体調不良などの場合はこの限りではないそうです。つまり男性も有事の際は利用できるということです。

今は、電車なんかも通勤ラッシュ時には女性専用車がありますし、以前のblogでも触れましたが高速夜行バスなんかも女性専用車なるものがあり評判になっています。(過去blog 女性専用高速バス
これらは、いずれもセクハラなどの外的な不快要素を取り除き女性に安心して利用して貰おうという試みですよね。

私は男性ですので、最近の女性だけのためのサービスってちょっとやり過ぎじゃない?って思う時もあるのですが、でもその評判が良いってことでビジネスが成り立つんであれば時流って事なんでしょう。

先日も、テレビを見ていたら、タレントのベッキーさんが飛行機内のセクハラ被害の話しをしていました。
隙があれば何とかして女性に近づきたい、触りたいという男性は実際いるのでしょうね。
ということであれば、女性を守ってあげるサービスというのは「やり過ぎ」ではなく、遅すぎたのかも知れません。
女性客専用トイレの是非はココで問うものではなく、その結果でおのずとわかることでしょう。

今日は、全日空が日本航空より一足早く女性に優しい航空会社になろうとしてる、というニュースを取り上げさせて戴きました。

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2010年2月9日火曜日

小糸工業にみるメイド・イン・ジャパン崩壊の危機

こんにちは。

世界のビーチリゾートホテルレビューを管理しているヒロさんです。

今日のヒロさんは怒っている!

トヨタのリコール問題が世界的なニュースになってるさなか、何ともタイミングの悪いことに、昨日、国内最大手の旅客機の座席メーカー「小糸工業」で、「もしも」の時に乗客の安全を脅かしかねない大規模な不正が発覚した。

国交省が確認した不正は同社の複数の部署にまたがり、胴体着陸などの事態を想定して座席に衝撃を与える「動荷重試験」のデータ捏造(ねつぞう)など13項目に上るんだとか・・・。

旅行業界においても衝撃的なニュースだったけど、この問題は旅行業界を飛び越えて日本という国の信頼を失いかねない大問題をはらんでいると思う。1社の問題で済まないよネ。

日本は大丈夫なのか???

「安心」「安全」のメイド・イン・ジャパン(Made in Japan)は何処へ行ったのか?
モノ作りにかけては、絶対のお家芸だったんじゃないのか?
小さな国土で、自給自足が出来ない日本。
だから良い製品を作り、海外に送り出して生計を立てていたんじゃないか。
それなのにー
この日本を支えてきた最も大切な「安心」「安全」を捨てるなんて・・・。

小糸工業の掛川社長の「世界的な航空市場の伸びで、2003年ごろに受注が1・3倍ほどに増え、納期が逼迫(ひっぱく)していたためだった」との説明は、あまりに短絡的すぎる。
この人、犯罪だってことわかってるのかなぁ?
これは、犯罪ですよ!

詐欺だ。
小糸工業は、詐欺集団だ。

まったくもって、がっかりだよ。
掛川社長のプライドって何だ?
早く、日本からいなくなって欲しいね。要らない。
日本の恥だ。
小糸工業も廃業でいいよ。

それにしてもー

この不正発覚は内部告発によるモノだそうで。
実は、このことが問題だったりして。
内部告発がなかったら、発覚していないってことでしょ!?

検査の仕方に問題があるわけですよ。
国交省は、この点について改善しないといけないよね。

あーぁ。
中国の餃子事件があった時、日本人の多くは中国という国、国民を「信じられない」と思ったんだよ。
中国産の野菜や食材は全く売れなくなった。
良いモノも悪いモノも中国製(産)は全部悪いと判断しちゃったんだ。
その時、皆は思ってしまったんだよね。
やっぱり、日本製(日本産)は高いけど安心だって。

それは、先人が築き上げた「信頼感」、「道徳心」がもたらしたプライドが日本人の心の中に脈々と受け継がれてるからでしょう。
だから、どこかで中国を見下ろしていたんだ。

それを、受注が1.3倍になったからって・・・

ふ・ざ・け・ん・な!

世界中で今、日本が、日本の製品が、日本人が問われている。
見下され始めて来てるんだ。
こんな会社の為に・・・

恥ずかしい話だよ。

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2010年2月3日水曜日

安治川親方退職に思う

おはようございます。

ヒロさんです。
世界のビーチリゾートホテルレビューを管理しています。
ちっとも、更新していないので恐縮しています。
早くも2月に突入し、三寒四温って感じの毎日ですね。

さて、大相撲の世界ではこのところまた毎日のように「騒ぎ」が報道されています。
朝青龍、貴乃花・・・

その中で、今日は安治川親方について触れたいと思います。
内容は、安治川親方が1日の日本相撲協会理事選で立浪一門に所属しながら、貴乃花親方(元横綱)に投票した責任を感じて、協会を退職するってことでしたね。
現実には、現段階では退職を表明したというのが本当のところで、留意されるかも知れませんが。

今朝の各マスコミの論調では、
安治川親方が気の毒。
相撲協会は開かれていない、古い体質だ。
というような感じでした。

第三者的に、ニュートラルに見れば確かに自由が感じられないし、安治川親方が正義に感じます。
私も、そのように感じます。
しかしー
特にスポーツの世界。伝統の世界。
上下関係や、礼儀はどの世界よりも重んじる傾向にあります。
それが、根底にあるからこそ、これだけ長く伝統が受け継がれてるという局面もあるでしょう。

ですから、安治川親方の件で、
相撲協会、相撲の世界を批判するのはちょっと早計な気もします。

確かに大島親方は、きっと言葉に出来ない哀しみを感じてることでしょう。
いや、悲しむ前に呆然としたかも知れません。
それなりに面倒を見てきたことでしょうし、飼い犬に咬まれたようなもんですから。
時代の流れなんかで片付けられない問題でしょうね。

このところ相撲協会の古い体質が大きく取り立たされていますが。
実は会社だって大なり小なり同じような上下関係で成り立っています。
政治の世界だったら、もっとです。
相撲の世界と変わらないですよ。
そもそも、日本の人情や義理、上下関係は「古い」のです。
けれども、この古い体質が日本を支えてるわけでもあります。
「古い」は悪い、というのは間違いです。
私は、この「古さ」が好きです。

一方、安治川親方の1票は1票以上の重みがありました。
風穴を開けたのは事実です。
その代償も大きい。
それを理解しての退職も正しいと私は思います。
安治川親方の判断をとやかくいうつもりもありません。
彼は彼で考えた末での行動ですから。
そして、名乗り出て退職を表明したのですから、それはそれで拍手ものです。
出る杭が打たれるのは仕方ないことです。世の常ですね。
余談ですが、「出すぎた杭は打たれない」のかも知れませんけど・・・

せめてー
貴乃花親方がこの1票の重みを感じて、今後頑張って欲しいこと。
きっと、頑張ると思いますけどね。
そして、安治川親方の面倒を見て貰いたいこと。
彼の生活が困窮しないように。
これが、私の願いです。

改革は、誰かが傷つくものです。
過去の歴史を見ても、一石を投じた人は批判を浴びています。
でも、こういう人たちがいないと進歩しないのも事実です。
捨てる神あれば拾う神あり。

頑張れ、安治川親方、貴乃花親方、大島親方!

最期にー
反省会で、「カネを貰ったのか!」なんて安治川親方を問い詰める者もいたとか。
良くも悪くも、まだまだ熱い人たちがいるのですね。
言葉自体は問題かも知れないけれども、それだけ真剣だということです。
色々あるけれども、まだまだ相撲の伝統は続いていきそうですね。

それに比べて、旅行業。
もうちょっと、この良き「古さ」があってもいいのではないでしょうか。
上下関係、義理、人情に欠けているので、下手すりゃ、この相撲業界のゴタゴタですら羨ましくなる時があります、ハイ。。。。

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