2012年7月3日火曜日

きまじめなニッポン人


おはようございます。
7月に入りましたが、なんだか猛暑の気配がないですね。
例年はもっと暑くありませんでしたかね???

さて、今日は
日本航空などが出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが午前、成田空港から新千歳(札幌)へ飛び立ちました。

いよいよLCCの競争が本格的に始まるわけです。
安全なら安いほうが良いと思います。
お座席が多少狭くても我慢できるなら安いほうが良いと思います。
しかし、不思議なものであまり安いと大丈夫なのかな?と思うものでして。
日本全国民にLCCが定着するのはもう少し時間がかかるかもしれませんね。

では今日のお題。
きまじめなニッポン人、について。

このジェットスター・ジャパンに関するものでも、こんなことがありました。
去る4月17日の12時から14時までの2時間限定で、9月5日~12月4日搭乗分の合計1万席を片道1円で売り出したんですが、なんと売れ残ったというお話。
「1円路線」が売れ残るなんて前代未聞!
売れ残った要因には、いろいろ考えられますが、日本人のきまじめさ、慎重さ、バカ正直さなども大いに関係してる逸話でしょうね。

信号機のついている横断歩道。
たまに、10歩くらいで渡り切れるような短い横断歩道なんかがあるじゃないですか。
これとて、赤信号のときは渡らない人がどれだけ多いことか。
もちろん、これが正しいんです。
けれども、このような風景。外国人は驚くといいます。
明らかに車が来ていないなら渡りゃいいだろっていうのが外国人の言い分。

裏返すと、ニッポン人は決められたことは守るけれども、臨機応変の判断力がない、とも言えますよね。

昨今、中国が経済で大躍進しましたが、その要因のひとつに
「何でもあり」みたいなところがあります。
日本では、決まりごとが多すぎて、あれもダメ、これもダメ。
だから先に進まない。
中国は細かいことはなし。だから圧倒的なスピードで躍進したのだという人もいるんです。

確かに、大会社が、何かを進める際にいくつもの上司の印鑑を貰わなければならないために機動力が落ちたという話はよく聞きますよね。
それが、国という単位でも同じように機動力がないというわけなんです。

何事も表裏一体。
メリットはデメリットでもあります。
几帳面できまじめなニッポン人。
それが良くもあり、悪くもあり・・・。
面白いですね、ニッポン人。
でも、閉塞感が漂うニッポン人。

そんなことを感じる今日この頃です。



*あえて日本人とせずにニッポン人としました。特殊な国民という意味で。

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