2009年5月1日金曜日

航空業界が泣いている・・・

 こんばんは。ヒロさんです。
 
 昨夜はびっくりしましたね。ついに日本にも新型インフルエンザが上陸かー、なんて。

 過熱する報道に、否が応でも恐怖心が煽られてしまう今日この頃ですが、そもそも普通の風邪だってうつりやすい場所ってのがありますよね。
 たとえば、カラオケボックス、タクシーの中、電車の中、パチンコ屋・・・・。
 そう、何といっても狭いところ。カラオケボックスでは狭い上に唾などが飛散したマイクで感染しやすいですよね。パチンコ屋やゲームセンターは手にウイルスが付着しやすいし。

 とうことはー
 そうです!飛行機の中も・・・。

 各旅行代理店、航空会社は凄い数の取消の手続きで青色吐息なんじゃないでしょうか。
 お客様のお気持ちを聞くと、もちろん死者が出ているメキシコなどはもってのほか。感染者が発生した都市にも行きたくないけれど、そもそも空港のそばに行きたくないとか、飛行機に乗りたくない、っていう理由でのキャンセルも多いんだと。
 旅行代理店からすれば、それは心配しすぎじゃない?大丈夫ですよ!って心の中では叫んでいても、もうどうにも止まらないキャンセルの嵐。

 おまけに、日本航空や全日空が今のところ地域限定で取消料免除を発表。
 シンガポール航空なんて全地域対象で取消料免除を打ち出しました。
 だから、お客様の取消は拍車をかけているんです。取消料がかからないんだったら、今回はやめておくかーって。

 一方で、ホテルなどは取消料をしっかりと取ってるようです。
 
 お客様の依頼で手配してる場合は、お客様に説明しながら取消料を戴いたり出来るでしょうけれども、旅行会社の募集モノでは下手をすれば主催会社の持ち出しになりかねません。
 お客様からは道義的に取消料が取れないけれども、ホテルなどの仕入れ先には支払いが発生するって事なんですが、大いにあり得る話なんです。
 ただでさえ、取消のラッシュで売上、収益とも激減してるのに、赤字まで抱え込むことになると・・・。
国も航空会社や旅行代理店に緊急融資の対策でも立てないと、新インフルエンザ騒動が長引けば倒産ラッシュになっちゃいますよ。
 だって、リーマン破綻以降、耐えに耐えてここまで来てるんですから。
 ボクサーで云えば、減量に減量を重ねてきて、もう何をしても1グラムも落とせないみたいな状況下での騒動ですからね。
  
 私には航空業界、旅行業界の枯れた涙が見えてくるようです。。。

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