スカイマークと苦情とサービスと・・・
なんだか冷たい風の吹く今日この頃。
デブの私にはしのぎやすい気候ですが、なんだか変なニッポンですね。
世界のビーチリゾートホテルレビューを運営しているヒロさんです。
昨夜のワールドカップ予選の日本vsオーストラリア戦の瞬間最高視聴率は、46.5%だったそうですね。
いやぁ、それにしてもあの審判。これを最後に引退してもらいたいですね。
アウェーは、本当に何が起きるかわかりませんねぇ・・・。
さて、今日は6月に入ってすぐ話題になったスカイマークの苦情問題について少し触れておきましょう。
まずは、問題になったスカイマークのサービスコンセプトをもう一度おさらいしてみましょう。
抜粋
お客へのサービス
- 荷物はお客様の責任で収納を。収納の援助をいたしません。
- 従来の航空会社のような丁寧な言葉遣いを義務付けておりません。
乗務員の服装・メーク
- 会社支給のポロシャツかウインドブレーカー以外、服装は自由。メークやヘアスタイルなども自由にしております。
- 乗務員の私語について苦情を頂くことがありますが、お客様に直接関係のない苦情はお受けいたしかねます。幼児の鳴き声などの苦情も一切受け付けません。
ご不満のあるお客様は『スカイマーク お客様相談センター』あるいは『消費生活センター』 などに連絡されますようお願い致します
というような文面があったのですね。
ネットには様々な書き込みがありました。
要は、こういうコンセプトの航空会社ということを理解してお乗りください。その代り、できる限りお安くご提供させて戴きますってことが言いたかったんだと思います。しかし、消費者センター側からすれば、自分たちの仕事をなすりつけんなよ、ということで大きな問題になり一部修正することとなったわけです。
ここで、私はこのblogで再三お伝えしてると思いますが、日本人はサービスの概念を大きく考え直す時が来てると思います。
昔、日本ではサービスは無料でした。
それが、気の利く日本人の良さでもありました。
しかし、規制緩和など時代の流れで価格競争は進み、サービスは有料となったのです。
そのサービスが有料だということを理解出来ない日本人がどれだけ多いことか。
それゆえ、スカイマークはそのコンセプトを明確に打ち出そうとしたのでしょう。
外国じゃぁ、こんなことわざわざ説明する必要はないんです。
安けりゃ、サービスもそれなりだろうとわかっているから。
それに比べ、日本人は安かろう悪かろうは受け付けない。
ある意味、いいところどり、なんですよね。
もちろん、良いものを安くというのが本来のあるべき姿でしょう。
しかし、度を越した破格の価格を打ち出すためには、サービスをなくすしかないのです。
今回は消費者センターを連絡先に入れてしまった為に大問題になりましたが、それだけの話であり、根本は変わらないのです。
どんどん枯れた日本になるのではないかと心配ですが、もう一度書きます。
サービスは有料なんです!
そのかわり昔 無料だったサービスは、ホスピタリティとして残して日本人の良さを継承していってほしいものです。
ラベル: オーストラリア, サービスは有料, スカイマーク, ホスピタリティ, ワールドカップ, 苦情, 消費生活センター, 予選
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