2009年5月19日火曜日

関西方面の修学旅行


おはようございます!今日は暑くなるらしいので、太っちょヒロさんには厳しい1日になりそうです。

さて、旅行業もその業務内容を分類すると多岐にわたることがわかります。
まず大きな区別として、国内旅行海外旅行。これは誰もがわかることですよね。
日本から出かける旅行がアウトバウンド。逆に、他国から迎い入れる旅行をインバウンドといいます。先頃できた観光庁は、特にインバウンドに力を入れてるようですね。
インバウンドという言葉は皆さんにはピンとこないかも知れませんが専門の旅行会社もあるくらい確立されたマーケットです。
銀座を歩いていると、ここは日本なのだろうか?と思うくらいアジア人だらけの時があります。これらの団体はおそらくインバウンド専門の旅行会社が手配したものだと思いますヨ。余談ですが、私の知り合いのオモチャ屋さんはこのアジアからの観光客のお陰でウハウハなんですって。一世代前の売れ残ったオモチャを買ってくれるんで在庫整理にヒト役買ってるんだとか。なるほど、うまく経済はまわってるものですね。

話はそれましたが、旅行の種類分けはまだまだあります。
普通の観光旅行、法人などの出張旅行、現地を視察するテクニカルヴィジット、招待旅行のインセンティブツアー、などなど。
その中に、修学旅行というのがあります。業界では「修旅(しゅうりょ)」なんて呼んでいます。
この修旅は、数百人を一度に扱うモノですし、定期的な行事なので旅行会社にとっては大切なマーケットです。また、安全面の確保、大人数をまとめるなどの必要がある為、どの旅行会社でも取り扱えるわけではありません。
それゆえ、一部の旅行会社に絞られる為に、談合や癒着の怪しい匂いもするわけです。
下見などと称して先生方を接待漬けにするということもあるかもしれませんし、旅行会社の方も競合相手と手を組んで隔年とか3年毎に受注できるように共存共栄を図っていたりしているかもしれません。その方が無駄な競争をして収益を減らすことがなくなりますからね。
このようなドロドロとした背景があるとはいえ、生徒さんにとっては2度と来ない青春の1ページです。楽しい思い出作りに是非行って貰いたいものですが、新型ウイルスのお陰で海外への修学旅行は国内にシフトされ、そして関西方面の修学旅行は見合わせるというような動きが出てきました。その数なんと600校ですって!
う~ん。
やむを得ないかぁ・・・。
せめて、何かしらの代案で修学旅行そのものの取りやめだけは回避して戴きたいなぁと思います。

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