2009年5月11日月曜日

燃油サーチャージの廃止

こんにちは。ヒロさんです。背筋痛が酷く元気がありません。。。

 さて、今日は燃油サーチャージの廃止について。
 
 5月7日に、日本航空(JAL)グループと全日本空輸(ANA)が、国際線航空券に適用している燃油特別付加運賃、通称「燃油サーチャージ」について、7月1日~9月30日の発券分で廃止すると決め、国土交通省に改定を申請しました。
もちろん原油価格下落を反映した措置なんですけどね。
燃油サーチャージがなくなるのは2005年2月の導入以来初めてで、4年半ぶりの廃止となるんだそうです。

 さて、ここで勘違いをなさらないように。
 この申請は認可されると思いますので、廃止を前提に話を進めます。

 この日系航空会社2社は、発券日で区分けしています。
 したがって、7月1日以降に発券したものから燃油サーチャージがゼロになるんです。
 予約を7月1日以降にしないと燃油がゼロにならないわけではありません
 
 実は、このことを理解しきれずに過去にも混乱された方が多々いたそうです。
 皆さん、気をつけて下さいね。
 ただしー
 最近の安い航空券には色々と制限がついています。
 その一つが、予約後発券までの期間(時間)制限です。
 もう1つ面倒なのが、出発の何日前までに発券しなさいという制限です。

 これらをよく理解した上で、予約もしくは発券をしないと燃油サーチャージゼロの恩恵に預かれなくなります。
 
 ひとつ例をあげてみましょう。

 7月5日出発、日本航空、韓国行き、悟空7 タイプA利用の場合。
 このチケットのルールは以下の通りです。
 予約:イ)最初の国際線搭乗日の7日前までに行う。
 発券:予約完了後、ロ)7日以内に発券のこと。ただし、ハ)最初の国際線搭乗日の7日前までに発券すること。

 この予約を6月25日に完了させたとしましょう。
 そうするとイ)は大丈夫ですよね。7月5日の7日前までに予約完了ですから。
 では、ロ)の条件は?予約後7日以内発券ですから、7月2日までに発券すればいいんですよね。燃油ゼロの7月1日以降の発券でクリアです。
 では、いよいよハ)の条件は?
 おーっと。出発の7日前ということは?
 つまり6月28日までに発券しなければならないんです!

 ぶ~っ・・・

 ハ)の条件はクリアできず。

 結局、上の例では燃油サーチャージをゼロに出来ませんでした。

 こんな時、webで申し込まずノウハウを持った旅行代理店に申し込めば、上手にクリアしてくれるかもしれませんよ。取り直しをしたり、ほかの種類のチケットを案内してくれたり・・・。

 安物買いの銭失いにならないようにしましょうね!

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