2009年12月24日木曜日

メリークリスマス!

こんばんは。
ヒロさんです。

イブですねぇ・・・。

皆さん、楽しいクリスマスを!

たまには見て下さい。

世界のビーチリゾートホテルレビュー

を。

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2009年12月16日水曜日

オープンスカイ

こんにちは!ヒロさんです。

世界のビーチリゾートホテルレビューを運営しています。

銀座の街も師走って感じで、幾分通りゆく人々の歩き方も早くなったように見えます。
あっという間に今年も終わりに近づきました。
皆さんには良いお年でしたか?

さて、今日はアメリカ・ワシントンで行われた日米航空協議が現地時間11日に最終合意し、航空自由化(=オープンスカイ)が実現することになった事について。

オープンスカイでは、路線や運賃などを

【従来】政府が決定
       ↓
【今後】航空会社が自由に決定出来る

ことにあるんですが、利用者には本当にメリットがあるのでしょうか?

私は、路線や時間帯などの設定については合理化が進むと思うんです。そういう意味ではメリットあり。

運賃については微妙ですね。
安くなっていく局面もあるとは思いますが、一方で運賃の談合もどき価格調整もありそうです。
基本的に単なる競合路線は値下げの可能性があります。一方、オープンスカイによって独占的路線を確保できた場合は逆に強気な料金設定の可能性もあります。つまり、独占的路線に仕立てていって価格を上げていくこともあるってことです。

一番の心配は、日本的なサービスの低下です。
これはまず間違いなく起きるでしょうね。
食事はいくら。
座席指定はいくら。
ブランケットはいくら。
スリッパはいくら。
酒はいくら。
荷物はいくら。
トイレはいくら。
何もかもぜーんぶ、カネでしょうね。
すでに、一部はそうなっていますがね。
それがもっと徹底されます。

仕方ないのでしょう、この流れは。
つまりカネをかけたくない人は、最小限のサービスのもとで飛行機を利用する(できる)ことになります。
ある意味で合理的ですが、私はちょっと哀しい感じがします。
逆にカネをかければいくらでもサービスが受けられそうです。
でもこれが自然の成り行きかも知れません。

私が勝手に夢を感じていたのかも知れませんが、昔は飛行機に乗ること自体に夢や希望、わくわく感を感じていました。
でも、今は単なる移動手段なのですね。
空港のアナウンスも羽田で聞くよりも成田で聞いた方がワクワクしていました。
便利でも羽田発の中華航空(ごめんなさい)になんて乗りたくなかった自分がいましたもん。
でも、今は羽田で聞くのも差異がありません。
というか羽田の方がアクセスが便利だし、羽田の方が良かったりします。

明らかに、時代が変わったのですね。
このところのデフレスパイラルにも通じることなのですが、
安くなることは有り難いけれども、サービスの低下、割り切った考え方にどうもついていけない自分がいます。

自分、トシ取っちゃったのかなぁ・・・。
いかんいかん。
そういうことで解決しちゃぁ。

お客様の嗜好に合わせた差別化を明確にしていくって事なんでしょうね。
昔は日本人の皆が中流意識だったんでしょう。
今は違うんでしょうね。
良くも悪くも差別化。
ともすれば中流はいなくなったんです。
最上級のサービスを受けたい人とサービスよりもとにかく安い方が良いと思う人にはっきりと別れてしまった、と。
昔はどの価格帯でもそれなりのサービスを受けられました。
でも、今はお金をかけないとサービスは受けられないのです。
サービスを受けたい人はサービスをお金で買うのです。
そういうことです。

・・・・。

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