日本には日本の慣習が!
大晦日です!
あと3時間と30分位で今年も終わり。
皆さんの一年は如何でしたか?
世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。
今年もお世話になりました。
私はどこへも行かず自宅でテレビを見ながら年を越すのですが、今もHIROTOが3-0で勝ちって云うのは如何なものか?せめてドローだろう!そんなにスターを作りたいのか?なんて憤りながら、チャンネルを変えて紅白を見たり・・・。相変わらず落ち着かない私です。
さて、せっかく大晦日ですから、今年の総括でもしましょうか。
100年に一度といわれた世界的な不況が騒がれていますが、実は一般社会では今年の前半はまだそうでもなかったんですよね。
ところが、旅行業界はいち早く不況が来ていたのです。数年前からその兆候は現れていました。
そもそも、おそらく規制緩和はどの業界よりも早く進んでいましたし、価格競争も度を越えていました。旅行業といっても国内と海外とでは少し様相が違いますので一概には言えないのですが、旅行会社の収益性は相当落ちていたと思われます。そして航空会社もー。
旅行業界の構造は、簡単に表記すれば
航空会社(ホテル)
↓
ホールセラー(問屋)orツアーオペレーター
↓
リテーラー
↓
お客様
まぁ、こんな感じです。
収益の悪化した航空会社は、この流通に問題があると考えているようです。
中間マージンが余計だと。
そこで、航空会社は、手始めに数年前からですがマイレージポイントサービスを導入しお客様の囲い込みを始めました。特にスターアライアンス系は大成功。
次に、ネット展開を始め、こちらも実験は終わり見込みがたちました。
予想外のガソリン高騰で経営が圧迫されるも燃油サーチャージの導入で乗り切ることに。
そしていよいよゼロコミッション制度の導入です。
ちょっと待ったぁ!
確かに、アメリカなどでは当の昔にゼロコミッションになっておりました。
だから、ゆくゆく日本もアメリカみたいになるだろうと予測していた方も大勢います。
でもー
日本はアメリカじゃぁありません。
この航空券は10万円です。販売手数料として2,500円頂いて102,500円になりますって、なかなか馴染めませんよね。
いや、馴染まないのははじめだけという人もいるでしょう。
ではー
ユナイテッド航空はどうなりました?
ボロボロですよ!
特に、日本航空、全日空さん。
この点をどう思われるのでしょうか?
まるでアメリカを先進国と崇め追随していいものでしょうか?
このたびの経済恐慌もアメリカ経済に大きな欠陥があったわけで決してアメリカが一番優秀なわけじゃありません。日本は日本に馴染むやり方をすべきなのではないでしょうか。
案の定ー
話を戻しますけれども、今年の後半。思いもよらぬ大恐慌が襲ってきました。
このような事態が訪れて、航空会社が直販だけで成り立つでしょうか?
無理ですよね。
燃油サーチャージだって、導入したての頃はうまくいきました。
けれど、調子に乗りすぎました。
世界の各国と比べても、明らかに高すぎたのです。
どうなりましたか?
メチャクチャお客様減りましたよね。
観光マーケットは捨てよう!
法人の出張を取り組めばいいんだよ!
こんな空気が航空会社に流れました。
それがどうですか?
リーマンが倒産。
あれよあれよという間に大不況。
スッカラカン。
空席だらけとなった航空会社。
値下げしても既に遅し。
こんな時こそ、旅行のプロである旅行会社と手を取り合ってアイデアを出して乗り切るべきなのではないでしょうか。
私は、ひとつの警鐘が鳴ったと思っています。
日本には日本独特の慣習があります。
ゼロコミッションはもう変えられないのかもしれません。
けれど、今一度、何が日本の土壌にあっているのか、考え直していただきたいと思います。
取り留めのない総括となってしまいましたが、この一年間皆様には大変お世話になりました。
皆さんにとって、また来年も良い年になりますように!
では、また来年。
良いお年を!
あと3時間と30分位で今年も終わり。
皆さんの一年は如何でしたか?
世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。
今年もお世話になりました。
私はどこへも行かず自宅でテレビを見ながら年を越すのですが、今もHIROTOが3-0で勝ちって云うのは如何なものか?せめてドローだろう!そんなにスターを作りたいのか?なんて憤りながら、チャンネルを変えて紅白を見たり・・・。相変わらず落ち着かない私です。
さて、せっかく大晦日ですから、今年の総括でもしましょうか。
100年に一度といわれた世界的な不況が騒がれていますが、実は一般社会では今年の前半はまだそうでもなかったんですよね。
ところが、旅行業界はいち早く不況が来ていたのです。数年前からその兆候は現れていました。
そもそも、おそらく規制緩和はどの業界よりも早く進んでいましたし、価格競争も度を越えていました。旅行業といっても国内と海外とでは少し様相が違いますので一概には言えないのですが、旅行会社の収益性は相当落ちていたと思われます。そして航空会社もー。
旅行業界の構造は、簡単に表記すれば
航空会社(ホテル)
↓
ホールセラー(問屋)orツアーオペレーター
↓
リテーラー
↓
お客様
まぁ、こんな感じです。
収益の悪化した航空会社は、この流通に問題があると考えているようです。
中間マージンが余計だと。
そこで、航空会社は、手始めに数年前からですがマイレージポイントサービスを導入しお客様の囲い込みを始めました。特にスターアライアンス系は大成功。
次に、ネット展開を始め、こちらも実験は終わり見込みがたちました。
予想外のガソリン高騰で経営が圧迫されるも燃油サーチャージの導入で乗り切ることに。
そしていよいよゼロコミッション制度の導入です。
ちょっと待ったぁ!
確かに、アメリカなどでは当の昔にゼロコミッションになっておりました。
だから、ゆくゆく日本もアメリカみたいになるだろうと予測していた方も大勢います。
でもー
日本はアメリカじゃぁありません。
この航空券は10万円です。販売手数料として2,500円頂いて102,500円になりますって、なかなか馴染めませんよね。
いや、馴染まないのははじめだけという人もいるでしょう。
ではー
ユナイテッド航空はどうなりました?
ボロボロですよ!
特に、日本航空、全日空さん。
この点をどう思われるのでしょうか?
まるでアメリカを先進国と崇め追随していいものでしょうか?
このたびの経済恐慌もアメリカ経済に大きな欠陥があったわけで決してアメリカが一番優秀なわけじゃありません。日本は日本に馴染むやり方をすべきなのではないでしょうか。
案の定ー
話を戻しますけれども、今年の後半。思いもよらぬ大恐慌が襲ってきました。
このような事態が訪れて、航空会社が直販だけで成り立つでしょうか?
無理ですよね。
燃油サーチャージだって、導入したての頃はうまくいきました。
けれど、調子に乗りすぎました。
世界の各国と比べても、明らかに高すぎたのです。
どうなりましたか?
メチャクチャお客様減りましたよね。
観光マーケットは捨てよう!
法人の出張を取り組めばいいんだよ!
こんな空気が航空会社に流れました。
それがどうですか?
リーマンが倒産。
あれよあれよという間に大不況。
スッカラカン。
空席だらけとなった航空会社。
値下げしても既に遅し。
こんな時こそ、旅行のプロである旅行会社と手を取り合ってアイデアを出して乗り切るべきなのではないでしょうか。
私は、ひとつの警鐘が鳴ったと思っています。
日本には日本独特の慣習があります。
ゼロコミッションはもう変えられないのかもしれません。
けれど、今一度、何が日本の土壌にあっているのか、考え直していただきたいと思います。
取り留めのない総括となってしまいましたが、この一年間皆様には大変お世話になりました。
皆さんにとって、また来年も良い年になりますように!
では、また来年。
良いお年を!