2008年12月19日金曜日

円高に一喜一憂

 寒かったり温かかったり・・・。このところ温度差が激しい毎日です。
 世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。こんにちは。

 さて、今回は円高について。

 前回のBLOGでも警告しましたように、あまりに安いツアーは逆に心配ですよ、と書きました。
 現金集め、自転車操業の実態が見え隠れするからです。
 9.11のテロ以上といっても過言でない散々たる旅行業界ですから。

 とはいっても、
 韓国や台湾などを専門にやっている旅行会社はウハウハです。
 「もう勘弁して~」と思う位、申し込みがあるそうですよ。

 そして、もうひとつ。
 円高差益で思いもよらない利益を得ている旅行会社も多いのです。
 ドルもユーロもウオンもオーストラリアドルもその価値が軒並み下がりました。
 それも大幅にです。
 なので、取引額が多いところは巨額の富(ちょっと大袈裟ですけど)を得ているんです。

 一例ですが、米ドルについて書いてみます。

 2008年度について、一般の旅行代理店はおそらく1米ドルを110円~120円で計算していたはずです。
 (もちろん、大手や取引高の多い旅行代理店は、予め安い時期に大量のドル買いなどをしていたでしょうけれど、わかりやすくするためにここでは省いておきます。)
 通常の旅行会社は、ツアーの企画造成や現地手配をする時は差損の可能性も考えて、1ドルあたり5円から10円は実勢レートより高くみておくものなのです。だから120円くらいで計算していたところもあるんですよね。
 それが今精算すると90円前後ですよ~。
 1ドル30円の差益を出してるところだってあるわけです。そりゃ儲かりますわね。

 トヨタなど輸出企業が苦しむ中、こうやって、そっとほくそ笑んでる旅行会社があったりして、本当に円高に一喜一憂。
 
 「一喜」はともかく、「一憂」って言葉じゃ表現できないくらいの急激な円高ですから、大変です。

 何としても、「一憂」のグループに入らないようにしたいものです・・・。
 
 が、
 
 ワタシ、入っちゃった。。。。。。

 ショボン
 
 

 

 

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