2010年2月3日水曜日

安治川親方退職に思う

おはようございます。

ヒロさんです。
世界のビーチリゾートホテルレビューを管理しています。
ちっとも、更新していないので恐縮しています。
早くも2月に突入し、三寒四温って感じの毎日ですね。

さて、大相撲の世界ではこのところまた毎日のように「騒ぎ」が報道されています。
朝青龍、貴乃花・・・

その中で、今日は安治川親方について触れたいと思います。
内容は、安治川親方が1日の日本相撲協会理事選で立浪一門に所属しながら、貴乃花親方(元横綱)に投票した責任を感じて、協会を退職するってことでしたね。
現実には、現段階では退職を表明したというのが本当のところで、留意されるかも知れませんが。

今朝の各マスコミの論調では、
安治川親方が気の毒。
相撲協会は開かれていない、古い体質だ。
というような感じでした。

第三者的に、ニュートラルに見れば確かに自由が感じられないし、安治川親方が正義に感じます。
私も、そのように感じます。
しかしー
特にスポーツの世界。伝統の世界。
上下関係や、礼儀はどの世界よりも重んじる傾向にあります。
それが、根底にあるからこそ、これだけ長く伝統が受け継がれてるという局面もあるでしょう。

ですから、安治川親方の件で、
相撲協会、相撲の世界を批判するのはちょっと早計な気もします。

確かに大島親方は、きっと言葉に出来ない哀しみを感じてることでしょう。
いや、悲しむ前に呆然としたかも知れません。
それなりに面倒を見てきたことでしょうし、飼い犬に咬まれたようなもんですから。
時代の流れなんかで片付けられない問題でしょうね。

このところ相撲協会の古い体質が大きく取り立たされていますが。
実は会社だって大なり小なり同じような上下関係で成り立っています。
政治の世界だったら、もっとです。
相撲の世界と変わらないですよ。
そもそも、日本の人情や義理、上下関係は「古い」のです。
けれども、この古い体質が日本を支えてるわけでもあります。
「古い」は悪い、というのは間違いです。
私は、この「古さ」が好きです。

一方、安治川親方の1票は1票以上の重みがありました。
風穴を開けたのは事実です。
その代償も大きい。
それを理解しての退職も正しいと私は思います。
安治川親方の判断をとやかくいうつもりもありません。
彼は彼で考えた末での行動ですから。
そして、名乗り出て退職を表明したのですから、それはそれで拍手ものです。
出る杭が打たれるのは仕方ないことです。世の常ですね。
余談ですが、「出すぎた杭は打たれない」のかも知れませんけど・・・

せめてー
貴乃花親方がこの1票の重みを感じて、今後頑張って欲しいこと。
きっと、頑張ると思いますけどね。
そして、安治川親方の面倒を見て貰いたいこと。
彼の生活が困窮しないように。
これが、私の願いです。

改革は、誰かが傷つくものです。
過去の歴史を見ても、一石を投じた人は批判を浴びています。
でも、こういう人たちがいないと進歩しないのも事実です。
捨てる神あれば拾う神あり。

頑張れ、安治川親方、貴乃花親方、大島親方!

最期にー
反省会で、「カネを貰ったのか!」なんて安治川親方を問い詰める者もいたとか。
良くも悪くも、まだまだ熱い人たちがいるのですね。
言葉自体は問題かも知れないけれども、それだけ真剣だということです。
色々あるけれども、まだまだ相撲の伝統は続いていきそうですね。

それに比べて、旅行業。
もうちょっと、この良き「古さ」があってもいいのではないでしょうか。
上下関係、義理、人情に欠けているので、下手すりゃ、この相撲業界のゴタゴタですら羨ましくなる時があります、ハイ。。。。

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