2010年6月24日木曜日

2,541,800円でいくら儲かる?

こんにちは。

世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。

いよいよデンマークとの決戦です。試合開始まで15時間を切りました。
ドキドキしますねぇ。
問題は深夜というのか早朝というのか・・・。24日27時30分からですから。
皆さんは早寝早起きでご覧になります?それとも、寝ずに起きてます?
どちらにせよ、25日金曜日は交通事故が増えそうです。
寝不足には気をつけましょうね。

さてー
本日のタイトルである2,541,800円ってなんの数字でしょう?
わかる方いらっしゃいますか?
これは、日本航空や全日空を利用した場合のパリの往復のファーストクラスの航空運賃なのです。
高いでしょ?
これってエアー代だけですからね。

250万って事は、車が買える値段ですよね。
実際には、この他、諸税がかかります。
本日現在で33,510円が別途かかりますので、総額2,575,310円です。

さてー
車業界で260万弱の車を売ったら一体いくらくらいの収益があるのでしょうか?
当然、何十万かの収益はあるはずですよね。
では、このファーストクラスを旅行代理店が販売したら一体いくらくらいの収益を貰ってるのでしょうか?

答えはー

ゼロ

なんです!

基本的に、券面のままで売ってしまうと収益がないんです!

「嘘でしょーっ!!」
と思いますヨね。でも、本当なんです。

航空会社の言い分は、
「ファーストクラスに乗るような方は特別な方。値引きしてどうのこうのという類のお客様ではない。だから、販売手数料なんて出す必要がない。」
いわば「販売手数料=値引き」と捉えてるんですよね。

代理店からすれば、ファーストクラスに乗るようなお客様には、細心の注意が必要だしサービスを怠るわけにはいかないわけです。その対価としてそれ相当の販売手数料があってしかるべきだ、と感じているのです。
つまり「サービスの対価=販売手数料」と捉えてるのです。

しかし、この考えの違いは大きな壁となっており、実際は何もないのです。

皆さん。考えても見て下さい。
260万前後も支払われるお客様に対して、
「あの~。いくらか手数料戴けますか?」
なんて聞けますか?
下手すりゃ、「おまえ、それなりの収益がある上にまだ取ろうってのかよ!」なんて怒られかねませんよね。
お客様だって260万も支払ってるのに、まさか代理店の収入がゼロだなんて思いませんものね。
おそらく、代理店側だってビジネス(商売)ですから10%~25%位の収益は欲しいところでしょう。
けれども、お客様が航空会社に直接申し込めばそのままの料金で購入出来ちゃうんです。
もっといえば、大企業なんかには航空会社から直接40%~50%引きのコーポレート料金が提示されてたりするわけです。
代理店はどうすりゃいいんですか?

おかしいでしょ?
この話。

でも、これが現実なんです。

細かい話しをすれば、
本来は何も収益がないところを、発券元に交渉をしていくらか手数料を作って貰うことはあるでしょう。
ファーストクラスは、通常カウンタブル、ノーペイ。
どういう意味かというとー
通常、発券元は航空会社と人数(もしくは売上)や精算方法を契約するのですが、ファーストクラスは売上としてはカウントしてあげましょう。けれども販売手数料ははゼロですよ、という意味なのです。
例えば、総売上いくらで契約してる発券代理店からすれば、260万という額は魅力なのです。
この発券をすることで、契約が達成されて後に数百万、数千万円という報奨金が貰えるなら、スポットでこのファーストの物件に数万つぎ込んで一時的に赤字でも痛くも痒くもないわけです。
となれば売上欲しさに代理店にいくらか微々たる販売手数料をあげたっていいわけです。
ですので、実際にはゼロではない場合もあるでしょうね。
でも微々たるものです。

もうひとつ。
おかしいな、と思うこと。
たかが片道11時間前後のフライト往復分で250万前後も取っておいて、その上で上記の諸税の中には燃油サーチャージとして21,000円を別途追加徴収しているのです。

セコすぎません?

やり過ぎと違いますか?
2,541,800円の券面だって、最近値上げしたものなんですよ。
なのに、追加で21,000円くれって・・・

あんたら(航空会社)、おもらい君か!

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