2010年1月13日水曜日

7円

ヒロさんです。
こんにちは。
世界のビーチリゾートホテルレビューを運営しております。

さぁて、このところJALの話題ばかりで恐縮ですが・・・
タイトルの通り、日航株2日連続ストップ安終値はとうとう7円となりました。
上場廃止になるのでしょうか。

こうなると洒落にならない人も大勢いることでしょう。
マジでクビ吊ろうかなんて人も。。。。

一方でマネーゲーム化の様相も呈してきました。
最も、わかりやすいのは1円で買って2円で売ること。
最小単価で買って、2倍に増やせますから。
100万が200万に。
1,000万が2,000万ですからね。
勿論、捕らぬ狸の皮算用ってこともー

しかしー
旅行業界内では、これまた洒落にならないJALとの精算問題が浮上し始めました。
実際、数日前に日本旅行業協会(JATA)が「日本航空の再建問題に関連して」と題した文書をメンバーの旅行代理店に発出したんですよね。
これは、簡単にいうと日本航空(JL)の再建問題に関して、ボリュームインセンティブなどを含む債権の保全への注意を喚起するもので、「日本航空との契約及び営業取引契約全般に係わる債権の保全等について、適切に留意する必要がある」と警鐘を鳴らしているわけなんです。

特に、JALを大量に発券している大手旅行会社などは、はじめから収益として計算しているボリュームインセンティブが入らなくなったら被害甚大です。
JALと契約している旅行代理店からすれば、収益のほとんどはボリュームインセンティブにあるといっても過言ではありませんから。

ボリュームインセンティブというのは本来はご褒美的な収益だったかも知れませんが、これだけ激化した旅行業界では貰えるかどうか定かではない見込みのインセンティブを突っ込んで戦わなければ結果的に多くの送客が出来なくなっているのです。
契約した送客(売上)が出来なければ、ボリュームインセンティブが出ないのは仕方ありませんが、収益を吐き出したり立替をしながらやっと契約の送客(売上)をしたにもかかわらず、数百万、数千万という金額が予定通り履行されないとなったらー
考えるだけでもぞっとします。
おそらく、危機的状況を迎える旅行代理店も出てくることでしょうね。

イメージ写真のように、糸が切れそうなJAL。
しかし、ぶら下がってる旅行代理店も多いのです。
糸が切れたら、どれだけ多くの関係者、関係企業が落ちていくことでしょう。

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