JAL、旅行会社に払う販売手数料廃止へ
お早うございます!
清清しい秋晴れの一日となりそうです。
世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。
さて、今日は表題のゼロコミッション問題についてです。
読売新聞の記事を受けて、Yahoo!ニュースがネットで配信してるのですが、その内容は以下の通り。
「日本航空は15日、旅行会社に支払う国際線航空券の販売手数料を、2009年4月に廃止する方針を明らかにした。
全日本空輸も同時期の廃止を検討している。燃油高騰などに伴う経営環境の悪化に対応し、コストを削減する狙いがある。
こうした状況を受け、旅行会社最大手のJTBは10月から、これまで原則無料としていた航空券予約代行などのサービスについて、最低2100円の手数料を利用者から徴収し始めた。
同様の動きが他の旅行会社にも広がれば、消費者の負担が増え、低迷する航空需要が一段と冷え込む懸念もある。
販売手数料は、旅行会社が航空券を販売してくれる見返りとして、航空会社が代金の5%を支払う仕組みだ。廃止対象は国際線の正規運賃と正規割引運賃で、国内線は5%の手数料支払いを続ける。
欧米の航空会社の一部はすでに、手数料を全廃した。米国では中小旅行会社が廃業に追い込まれており、国内でも旅行業界の再編が進む可能性もある。」
この記事で、ちょっと補足をしますとー
確かに手数料は5%ですけれど、燃油サーチャージには一切の手数料は発生しておりません。もちろん、TAXにも。この事は、とても重要なことなんです。
ひとつ例をあげましょう。
たとえば2009年1月7日出発の日本航空ホノルル線。
一番お安い正規割引早割り運賃は、本日現在、航空券が46,000円です。(WEB割を除く)
これに対しては、確かに5%のコミッションがあります。2,300円。これが旅行代理店の取り分。
しかしながら、話題になってる燃油サーチャージは44,600円。その他の諸税が本日のレートで計算すると7,490円。
つまり、航空券以外に52,090円かかるのです。
この52,090円に対して旅行代理店への手数料はゼロ。
旅行代理店は航空券よりも大きな額なのに無料で徴収の代行をさせられているのです。
いいですかー!?
お客様!
お客様が支払われる総額は、航空運賃は46,000円と表示されてるのにも関わらず98,090円です。倍以上になりますね。
そしてー
98,090円に対して、旅行代理店の収入はたったの2,300円なんです。
燃油サーチャージが、航空運賃とほぼ同額だったり、それ以上だったりっておかしいと思いませんか?
便乗値上げといわれても仕方ないですよね。
しかも、航空運賃を抑えて表示すれば、お客様は一瞬安いのかと思って飛びつきます。
これってお客様にとって不利益な表示ですよね。
そのうえ、上述のように燃油サーチャージはコミッションゼロですから、すべて航空会社の懐へ入るわけです。
安く表示しておいて、多く儲ける。
巧みです。
それでいて一般庶民より給与が良いんですよ。
まるで詐欺です。この商法は。
はっきり言います!
燃油サーチャージは、航空運賃の一部なのです。
だから、上述の例であれば
航空運賃 90,600円
諸税総額 7,490円
にすればいいんです。
スッキリしませんか?
しますよね。
そして、90,600円に対して5%のコミッションを出しているのなら、冒頭のニュースは文字通りです。
でも、あの文面では、何に対しての5%なのかがやや不明瞭だったので補足したわけです。
あまり、旅行代理店さんをいじめないで下さいね。
可哀想です・・・。
もうひとつ。
ゼロコミッションにより、代理店はハンドリング手数料を戴かざるを得ません。
つまりー
お客様にも負担増となるわけです。
今後、どうなって行くんでしょうーねぇ・・・。
清清しい秋晴れの一日となりそうです。
世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。
さて、今日は表題のゼロコミッション問題についてです。
読売新聞の記事を受けて、Yahoo!ニュースがネットで配信してるのですが、その内容は以下の通り。
「日本航空は15日、旅行会社に支払う国際線航空券の販売手数料を、2009年4月に廃止する方針を明らかにした。
全日本空輸も同時期の廃止を検討している。燃油高騰などに伴う経営環境の悪化に対応し、コストを削減する狙いがある。
こうした状況を受け、旅行会社最大手のJTBは10月から、これまで原則無料としていた航空券予約代行などのサービスについて、最低2100円の手数料を利用者から徴収し始めた。
同様の動きが他の旅行会社にも広がれば、消費者の負担が増え、低迷する航空需要が一段と冷え込む懸念もある。
販売手数料は、旅行会社が航空券を販売してくれる見返りとして、航空会社が代金の5%を支払う仕組みだ。廃止対象は国際線の正規運賃と正規割引運賃で、国内線は5%の手数料支払いを続ける。
欧米の航空会社の一部はすでに、手数料を全廃した。米国では中小旅行会社が廃業に追い込まれており、国内でも旅行業界の再編が進む可能性もある。」
この記事で、ちょっと補足をしますとー
確かに手数料は5%ですけれど、燃油サーチャージには一切の手数料は発生しておりません。もちろん、TAXにも。この事は、とても重要なことなんです。
ひとつ例をあげましょう。
たとえば2009年1月7日出発の日本航空ホノルル線。
一番お安い正規割引早割り運賃は、本日現在、航空券が46,000円です。(WEB割を除く)
これに対しては、確かに5%のコミッションがあります。2,300円。これが旅行代理店の取り分。
しかしながら、話題になってる燃油サーチャージは44,600円。その他の諸税が本日のレートで計算すると7,490円。
つまり、航空券以外に52,090円かかるのです。
この52,090円に対して旅行代理店への手数料はゼロ。
旅行代理店は航空券よりも大きな額なのに無料で徴収の代行をさせられているのです。
いいですかー!?
お客様!
お客様が支払われる総額は、航空運賃は46,000円と表示されてるのにも関わらず98,090円です。倍以上になりますね。
そしてー
98,090円に対して、旅行代理店の収入はたったの2,300円なんです。
燃油サーチャージが、航空運賃とほぼ同額だったり、それ以上だったりっておかしいと思いませんか?
便乗値上げといわれても仕方ないですよね。
しかも、航空運賃を抑えて表示すれば、お客様は一瞬安いのかと思って飛びつきます。
これってお客様にとって不利益な表示ですよね。
そのうえ、上述のように燃油サーチャージはコミッションゼロですから、すべて航空会社の懐へ入るわけです。
安く表示しておいて、多く儲ける。
巧みです。
それでいて一般庶民より給与が良いんですよ。
まるで詐欺です。この商法は。
はっきり言います!
燃油サーチャージは、航空運賃の一部なのです。
だから、上述の例であれば
航空運賃 90,600円
諸税総額 7,490円
にすればいいんです。
スッキリしませんか?
しますよね。
そして、90,600円に対して5%のコミッションを出しているのなら、冒頭のニュースは文字通りです。
でも、あの文面では、何に対しての5%なのかがやや不明瞭だったので補足したわけです。
あまり、旅行代理店さんをいじめないで下さいね。
可哀想です・・・。
もうひとつ。
ゼロコミッションにより、代理店はハンドリング手数料を戴かざるを得ません。
つまりー
お客様にも負担増となるわけです。
今後、どうなって行くんでしょうーねぇ・・・。
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