2009年3月16日月曜日

マイレージサービスの問題点

 さぁ、春めいてまいりました!
 花粉もあと3分の1。がんばりましょー。ヒロさんです。

 さて、先週末ニュースで流れていた話題を取り上げたいと思います。
 
 3月13日、読売新聞によると「日本航空(JAL)のマイレージ制度で獲得したポイントを使って予約したツアーを解約した際、ポイントが返還されないのは、消費者契約法に反するとして、神戸市のNPO法人「ひょうご消費者ネット」が近く、JAL子会社「ジャルツアーズ」(東京)に契約条項の見直しを求めて消費者団体訴訟を神戸地裁に起こす。
 同様のポイント制度は様々な業種で導入され、商品割引などの特典があるが、同ネットは「現金と同じように使えるポイントは“おまけ”とは言えず、企業側に有利に運用するのは問題だ」と訴えている。
 マイレージ制度は、会員の搭乗距離などに応じて「マイル」と呼ばれるポイントがたまり、航空券やツアーなどのクーポンと交換できるサービスで、機内販売品の購入にも使える。
 標準旅行業約款では、国内旅行を出発前に解約した場合のキャンセル料を「代金の5割以内」と規定している。しかし、マイレージ制度では、クーポンやマイルが一切返還されない。同ネットは、ジャルツアーズの旅行を解約した会員から相談を受け、同社に見直しを求めたが、「利用条件はJALが決めた」と応じず、会員に代わって提訴することにした。
 同ネットは「旅行以外の買い物もできる。キャンセル料も現金と同じ扱いにすべきだ」と主張。一方、JALは「キャンセル時にクーポンを返還しないことは、クーポンの発行時に同意を得ており、問題はない」としている。
 国民生活センター(東京)によると、マイレージ制度に関して、「航空券の行き先を変更したら現金が必要になった」「マイルでの予約に制限があり、希望の便が取れなかった」などの相談が寄せられているという。」

こういった内容なんだけどー

いわゆるマイラーは本当に多くなったね。
それだけマイレージサービスの戦略は当たったといえる。
けれども、マイラーの研究熱心さがこれほどまでとは予想していなかったのではないだろうか?

私見だけれども、マイルは「どんぶり勘定」であるに違いない。
だから、本当の収支なんて把握していないんじゃないかと思ってる。

もともと、満席でもガラガラでも飛行機を1機飛ばせば千万単位で経費がかかるわけで、ガラガラの時にマイレージでアップグレードやフリーを出したって大して影響がないという判断だったと思うのね。
だから、アップグレードとかフリーとか混み具合で調整すればいいから、マイルサービスを乱発したのではないかと予想してるんだけど。
しかも、乱発したマイレージが一斉に100%利用されることは考えられないわけだしね。

でも、この曖昧でグレイなマイレージにメスが入ろうとしてる。
人ごとで申し訳ないけど、いいことなんじゃないかなぁ!

これを機に、航空会社さんもアップグレードの座席は何席用意されていて、あと何席です、くらいの透明性を出すべきだと思うんだけど。
皆さんはどう思われます?
 

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