2012年3月5日月曜日

安物買いの銭失い~レンタカー


 こんにちは。
 世界のビーチリゾートホテルレビュー管理人のヒロさんです。

 さて、本来は2012年3月1日、関西国際空港(関空)を拠点とする日本初の本格LCC(格安航空会社)「ピーチ・アビエーションがついに就航したニュースを取り上げるべきなんでしょうが、各マスコミで大々的に報道されてますのでやめておきます。

 今日は、タイトルにあるように安物買いの銭失いという事例を海外旅行の際のレンタカーを例にとってお話ししましょう。
 このところ、ネット販売が加速。
 お客様からすれば、簡単にエアーもホテルもダイレクトに予約できるようになりました。しかも、安く。
 さらに、現地のオプショナルツアーなんかもネットで予約できます。移動手段だって手配できますよね。その中のひとつとしてレンタカーの手配も。。。。
 色々調べていくと、これもダイレクトに予約したほうが安そうです。
 ところがー
 ここに大きな落とし穴があるのです。

 現地のレンタカー販売店では、こんな事が言われてるんですヨ。
 「日本人を落とすのは簡単よ!」

 どういうことでしょう?
 実は、レンタカーの世界もただ貸すのでは儲からないのです。
 現地の販売員は、オプショナルを売ってなんぼの世界なんですね。
 歩合給ですから、とにかく売らなければ彼らは多くの給与が貰えないわけです。

 手口はこうです。
 まず、簡単な英語で話しかける。
 すると、大概の日本人は、簡単な英語を話してきます。
 これが餌食になる始まりです。
 「アナタ、英語上手ね!」
 この言葉で、日本人は浮足立ちます。悪い気はしませんよね。
 「じゃぁ、今から説明するけど英語ダイジョウブね。」と確認します。
 日本人は「大丈夫!」と、カッコつけだします。いまさら引き下がれません。
 この後、販売員は、
 ネイティブなスピードで英語を話し始めます。
 ペラペラペラ・・・。
 内容は、ベビーチェアなどの追加手配。
 もちろん、子供がいなくても案内していきます。
 すると、日本人は今更、話せないとも言えず
 「イエス!」
 と答えちゃうんだそうです。
 子供いないのにベビーチェアを手配しちゃいました・・・。

 結局、日本で旅行代理店から手配するより、かなり高い手配料を取られることになります。
 あーぁ、ってことなんですけど、もっとダメなのが、そのクレームを帰国後に言うことなんですよね。
 まさに、あとの祭り。
 ルー大柴風に言えば、アフターフェスティバル(^_^;)
 すんません。
 
 場合によっては、そのクレームだけを旅行会社にお願いしてくるお客様もいるんですって。お門違いもいいところです。
 要は、ネットで自由に、そして安く予約手配が出来るようになった傍ら、すべて自己責任なのだということを肝に銘じておく必要があるのです。
 もう一つは、長年、サービスは無料という慣習があった日本ですが、いまやサービスには対価がかかるのだということも承知しておかなければならないということです。
 最後に、曖昧文化の日本人。
 ネット販売が進めば進むほど、今後、「イエス」「ノー」をはっきり言う国民に変わっていかねばならないし、変わっていくことでしょうね。

 皆さん、心当たりはありませんか?

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