2008年11月17日月曜日

エキスプレス・トラベル自己破産は氷山の一角

 こんにちは。
 世界のビーチリゾートホテルレビューのヒロさんです。
 咳をしてる人、風邪を引いてる人、マスクをしてる人が目立ってきました。
 皆さん、体調管理には注意を払ってくださいね。

 さてー
 この数日、中堅旅行会社のエキスプレス・トラベルの事務所が突然閉鎖され、連絡が取れなくなっている、なんていうニュースが流れています。

 あくまで、噂ですが、およそ10億円位の負債額ではないかという情報もあります。

 もともと、日本交通観光っていう会社をはじめいくつかの会社が買収され、エキスプレス・トラベルとなって運営されていたんです。23店舗が一斉に突然の閉鎖ですから、かなりの衝撃的ニュースだと思います。
 けれども、これは氷山の一角といっても過言ではありません。

 色々な要素が絡まって、アメリカの9.11のテロ後よりも酷い状態ですので、年内までにまだまだこのような倒産劇が起きるものと思われます。

 先般、ゲートウエイ21が閉鎖した時も、突然倒産した八王子自動車教習所の時も、「お客様からの預かり金を何に使ったんだ!」という罵声が飛んでいましたが、実際、薄利多売の旅行業界では預かり金を流用するのは当たり前のことです。流用して、いわば自転車操業的に回さなければとてもじゃないけど経営なんかしていけません。
 もちろん、そんなことじゃぁ不健全だってこともわかりますけど、そういう業種なんです。
 それゆえ、不景気など何かの事由で売上げが減少に転じてしまいますと、お金が回らなくなる確率はかなり高いのです。

 エキスプレス・トラベルで被害を被ったお客様には言葉もないのですが、今後も第2,第3の被害が出てもおかしくない業界なのです。

 ぜひ、旅行が下火になっている原因の燃油サーチャージを廃止して、従来通りの料金体系に戻してもらいたいと思います。

 ちなみにー
 1月以降、燃油サーチャージは「下げ」の方向で調整が進められてるようでようですが、たとえば現状66,000円もした欧米の燃油サーチャージ(日系航空会社)は44,000円になるみたいですね。
 下がっても44,000円ですよ~!
 よっしゃ、燃油も下がったし、海外旅行に行きましょう!なんて、いう気持ちになりますか?
 それなのに、おそらく航空会社は、大幅値下げ、という表現をするでしょうね。
 温度差がありすぎるんですよ、いつも思うことなんですけれどもね。

 再三このブログで書いてますけど、明らかにこの「別途燃油サーチャージを徴収する」という方策で海外渡航者は減ったんです。
 政府が様々な緊急経済対策を打ち出し始めましたが、燃油サーチャージを撤廃すれば、どれだけ渡航者が戻ることか。
  
 ほんと、残念です!

 せっかく円高なのに、ね。。。。。

 旅行会社のみならず、航空会社も逝ってしまうかもしれません。
 思い切った手を打つべきだと、私は思います! 

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