ベローチェ、講談社提訴について

　今日は珍しく東奔西走。寒いのに汗だくになったhttp://www.re-view.tv/　のヒロさんです。
　今回のblogは、本当はマルシェについてご紹介するつもりでしたが、気になるニュースが流れたので急遽話題を変えたいと思います。

　問題になってるのは、昨年１０月１日発行の「おとなの週末」１０月号に掲載された「人気カフェチェーンランキング」。

　ベローチェなど主要なコーヒー１１チェーンを「ドリンク」「食べ物」「雰囲気」「使い勝手」の４項目で採点し、順位を付けている。ベローチェは最下位となった。
　これに対し、名誉を傷付けられたとして、コーヒーチェーン「カフェ　ベローチェ」を運営するシャノアール（本社・東京都豊島区）が、出版元の講談社（本社・東京都文京区）に１１００万円の損害賠償と出版差し止めなどを求める訴訟を東京地裁に起こした。シャノアール側は「ブランドイメージに重大な影響を与えるもので被害は甚大」と主張している。【Yahoo！ニュースより抜粋】

　立場変わればなんとやら・・・。
　私も、この件についてはコメントが難しいです。
　講談社さんからすれば、売れる本を出版しなければならないわけで。売れる為には、お客様の立場になった評価をシビアにする必要があるし。シビアにすれば、お客様にとって有益となり購買数も伸びる（はず）。
　シャノアールさんからすれば、最下位にランク付けされて、あぁそうですかと黙っていられる問題ではないし。
　この溝は永遠に埋まらない、ですよね。雇用者と被雇用者の溝が埋まらないのと同じように。

　ただー
　もし、シャノアールさんの「カフェ　ベローチェ」が、最下位ではなく１番優秀と評価されたら、大盛況になっただろうし。その時には、たぶんシャノアールさんは提訴しなかったと思うんです。逆に、講談社さんに感謝したかもしれないわけで。

　だからー
　できれば、１番優秀と評されたカフェチェーンが、「評価はありがたいが、このような客観的でないランキング付けの雑誌は困る。場合によっては提訴する。」くらいだと良かったなぁと思いますね。
　
　さてー
　私の立場からすると、非常にいや～なニュースでして。
　私も、立場的には講談社側に近いんです。ただし、売れなくなるほどの評価はするつもりでないし、ランク付けも今回のような辛辣なものではありません。あくまで売れる為のレビューだと自負しているのです。そのホテルの「売り」を強調したいんですよね。でもそれは私の勝手な思い入れでして。
　問題は、ホテル側からすれば、そんなこと頼んだ覚えもないし、余計なことしなくて結構ってことなんですよね。

　しょぼん・・・・。　

　でも、読者の皆さん（お客様、利用者）に喜んでもらえたら、きっといいことがあると信じて頑張ります！