2012年2月2日木曜日

MacBook Air から考察する


こんにちは。ヒロさんです。
2月に入りましたね。今年は冬らしい冬。寒い毎日が続きます。通勤時も咳をする人が増えてきました。インフルエンザも流行の兆し。風邪は万病の元。お体には十分お気をつけ下さい!

さて、世の中、携帯人口は減ってスマホユーザーが伸びています。
また、タブレットPCも販売数を伸ばしています。
そして今回のタイトルにもあるように、ノートパソコン。
こちらはどうなのでしょう?
デスクトップに比べ、ノートパソコンが高かったのは一昔前。
いまや、あの手この手で100円~70,000円くらいで本当に安くなりました。

実は、私のノートパソコン(HP製)が昨秋壊れたんです。
で、何を買おうか迷った挙句、タイトルにあるようにアップルのMacBook Airを購入しまして。

この数年の中では、もっとも衝撃を受けた製品でした。
一言でいえば、素晴らしすぎる!
その評価は、ネットのあちらこちらでレビューが書き込まれていますし、今更ここに述べてもあまり意味がないかなと思いますので割愛します。
それよりも、なぜこのような製品を日本で(日本人が)作れなかったのだろうか?
もう、メイドインジャパンはダメなのではないか?
などと思ってしまったのです。

そういう意味で大きなショックを受けたのでした。

時を同じくして、アップル(Apple)とソニー(Sony)の比較が多く論じられています。
簡単に言えば、アップルの飛ぶ鳥落とす勢いとソニーの凋落を対比してるわけですが。

本来は、MacBook Air や iPad や iPhone を日本人が考案したり製造しなければならないのに・・・。
と書くのは日本人のおごり?

ラーメンをはじめ食の文化がある日本が、食文化の乏しいアメリカになぜ負けるのか?
おっと、これは関係ないですかね。
でも、ラーメンなんて、これでもかっていうほど斬新なアイデアのものが出現していますよね。
そして、そのラーメン屋に並んでまでもして食する。寒空でも関係なし!ワクワクして待つのです。

メイドインジャパンが、なんで大雑把(だったはずの)なメイドインアメリカに負けるのか?
アメリカ人の方、失礼しました!でも、細かいことって日本人のお株ですからね。

iPhoneやiPadなどの発売日に並んででも購入するなんて・・・。ラーメンと同じように。
日本の製品で、並んでも購入したいなんてワクワクさせるものってありますか?
ちょっと思い出せないというか、見当たりませんよね。

でも、その昔、ソニーはワクワクする製品を作っていたような気がします。
いつから、価格を下げなければ売れない製品作りになってしまったんでしょうか?
確かに、モノは精密。精巧。
でも、ワクワクできない。

実は、これが一番の問題。

ただ単に精巧、精密なのは、もう“売り”になり難いんです。
韓国製品だって良いものをどんどん送り出しています。しかも安い。
メイドインジャパンは、高いんです。

じゃあ、アップルの商品は?
精巧です。
ワクワクします。
そして、高くない。いや、安い!

勝てるわけがない。

モノつくりを得意としてきた日本。
しかし、時代の流れにあったコンセプトを打ち出すことがなかった。
精巧な商品に命が宿らなかったといえばよいのでしょうか・・・。

ソニーも、シャープも、パナソニックも・・・。
円高のせい?
実は違いますよね。
円高での影響はもちろん大きいのですが、根本的な問題があるのです。

Mac Book Airを使いながら、
感動して
そして
敗北感
を感じる毎日です。

昔、NECの98ってありました。日本仕様のパソコン。世界で置いて行かれ方向転換したのはご存じのとおり。
iPhoneだって、i-Modeの発展系。
じゃぁ、何故i-Modeがグローバル化せずiPhoneがグローバル化したんでしょう。

アップルの部品については日本の製品や技術が取り入れられています。
けれども、それらを加工して出来上がった製品は、日本では生まれないワクワク感いっぱいのものとなります。まともな説明書もないんですよ。でも、みな文句を言わない。
日本の製品じゃ考えられない。

ガラケー?
まさに島国ならではの発想と発展。
でも日本中を席巻するまでは良いけど、世界で戦えない。。。。
グローバル化できないんです。

円高でなくても、世界では戦えなくなりつつあったのではないでしょうか。
それが円高で後押しされたというだけで。

積み木を作ることから、
積み木で何ができるのか。
何を作るのか、が抜けていたのではないでしょうか。

MacBook Airが
アップルが
スティーブ・ジョブス氏がそんなことを
日本に啓示してるような気がします。

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